ボタニカルアート展/さっぽろ植物画同好会作品展
近年、野生植物に関心を寄せることが益々重要になって参りました。将来のためにも植物の保全に向けて大いなる努力が必要です。そのための最も良い方法のひとつに、自然の中から野草を見つけて種名を正確に知る事ができるように植物画を鑑賞することが挙げられます。
本展は、自然雑誌「ファウラ」に発表された福澤レイ氏の北海道の野生植物画作品3点をはじめ、さっぽろ植物画同好会の仲間が作成した作品を展示しております。各々の作品がその植物の持つ正確な特徴を指し示しており、またこれらの美しく精密な植物画は野草を描くことへの情熱と多くの知識による大変貴重な価値の高いものです。
私たちの身近で美しく咲く草花を生き生きと描いた数々の作品たちを楽しんでください。
「野の花の調べ」福澤レイ/著より一部抜粋
【開催日時】
2023年6月10日(土)~7月9日(日)
10:00~19:00(最終入場18:30)
【会場】
マテックプロダクツ 2Fギャラリー(入場無料)
帯広市西22条南3丁目34-1 Tel / 0155-35-7711
<profile>
福澤 レイ/ さっぽろ植物画同好会 代表
1946年北海道生まれ、札幌市在住。大学時代に植物学を学び、40代から植物画に取り組む。国立科学博物館主催全国植物画コンクールで連続5回入選・入賞し、93年同コンクールで文部大臣賞受賞。94年英国王立Kew植物園へ植物画短期留学。同植物園の出版物Kew magazineへの作品提供や米国カーネギーメロン大学国際植物画ハント展への出品など国際的に活躍。2016年9月から2017年3月まで英国王立Kew植物園主催のFlora Japonica展へ出品。さっぽろ植物画同好会代表。北海道植物画協会会員。日本植物画俱楽部会員。